FC2ブログ

大好き

好きなもの、日常の事などいろいろと・・・

誇りとは・・・  

ドラマ「白虎隊」・・・ジャニーズのタレントが主演だからまぁあんなもんだろうという感想です。
視聴率を取ろうと思ったら人気のあるタレントを起用するのが一番手っ取り早い方法なので仕方ないだろう・・・。
番組の最後に出る出演者の名前の中には画面にはあまり映らずセリフもほとんどない白虎隊士役で何人か知ってる俳優さんがいたが子役から出ていて演技も上手いと思う人が何人かいました。
事務所の力関係もあるのだろうけど、可哀想な気がしました。
1986年に放映された「白虎隊」の方が私は好きです。
今回の白虎隊は母親達の心情が割りと上手く表現されていたように思います。
篠田儀三郎の母が立派に死になさいではなく戻ってきなさいと言ったのが良かった。
母が戻ってきなさいと言った息子は死に立派に死ねと言った母の息子は生き残ったのが何とも皮肉だった。
立派に死になさいと言った母の心情も儀三郎の母と同じく死なないで欲しいというものではあったが。
新政府軍の会津藩に対する処遇は大変酷いものだった。
会津藩兵の遺体の埋葬は禁じられ、白虎隊士の遺体も放置されたままだったとか。
明治2年になって埋葬が許され隊士の遺族達は飯盛山に登ったそうだが、遺体の状態は無残で遺族達は当時身に着けていた装束等で見分けるしか確認の術がなかったと本で読んだ。
一時期放置された隊士の遺体を哀れに思った人が密かに埋葬したそうだが新政府軍にばれて、遺体は再度掘り起こされ放置されたとか・・・そこまでするか新政府軍。
敵同士だったとしても死んでしまえば皆仏だ、手を合わせ丁重に扱いこそすれこんなことするか・・・。
1986年山口県萩市から友好提携都市の申し入れがあったが会津若松市は拒否したそうだ。
市民の間から「我々は(戊辰戦争の)恨みを忘れていない」との意見があったためだという。
恨みからは何も生まれないという言葉があるが、ここまでされて恨むなという方が無理な話だろう。
私は萩市の無神経ぶりにビックリだが
踏みつけた方は踏みつられた者の痛みは解らないのかもしれないけれど。
もうずっと昔「探偵ナイトスクープ」という番組で山口県民は今でも会津の人に嫌われているのか調べて欲しいという依頼があり探偵が会津に行き調べるという事があった。
会津の町でインタビューすると「もう昔のことだから・・・」と言いつつ「それでもあまり良い感情は持てない」と言う人が多かった。
恨みは相当根深いのかもしれない。

飯盛山の白虎隊士の墓から離れたところに、唯一人蘇生して生き残った飯沼貞吉の墓がある。
何故離れたところに?と思っていたのだがこれは飯沼貞吉が生き残った事に対し「武士としての最期を遂げず生き恥をさらした」として非難する向きもあったからだとか・・・。
でも彼が生き残ったからこそ最期の時がどういうものか判ったのだし、もし誰一人生き残る事がなかったら、こうだったんじゃないの?という推測の域を出ない最期しか語られていく事がなかったと思う。
そうなったらここまで語り継がれドラマにまでなったかどうか・・・。
ああいう土地柄だから「武士としての最期を遂げず生き恥をさらした」という考え方をする人もいるだろうけど、いろんなものを背負って生きて行くってことは生半可なことではないと思う。
会津武士としての誇りは解る、でももう少し柔らかい考え方をして欲しいとも思う。

「誇りは踏みにじられても消えはしない、自分が消さない限りは・・・」
チャングムの誓いでチャングムが言った言葉です。
私はこの台詞がとても印象に残っていたのですが「白虎隊」を観ていてふとこの言葉を思い出しました。
スポンサーサイト



category: 未分類

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://mizuki1.blog41.fc2.com/tb.php/273-221c26ef
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)