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大好き

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当事者だけが語ることのできる真実  

会社にお土産を持って出勤。
東京まで一人で行ったと言ったら、みんなに驚かれ何故?と聞かれる。
一人旅をするようなタイプには見えないらしい。
「自分で予定を立てて自分の動きたいように動けるから」と言っても、みんなは不思議そう。
職場の人達もよく旅行するけど同僚同士や友人、姉妹と一人旅はしないという人ばかりだ。
一人、男性の同僚は一人旅をよくするらしく「気楽でええわな」と言ってたけど。
祖父母の兄弟が戦死して戦友会みたいなので靖国神社に行った事があるという同僚もいました。
可愛がってくれる古株のおばちゃんのNさんが「誘ってくれればよかったのに」と、それが困るから出発は内緒にしてたのですが。
以前「永遠の0」観に行って来たと話してましたが、ただ単に話題の映画だからだろうくらいの気でいました。
他にも大東亜戦争に興味があって一度は靖国神社へ行ってみたいという人が何人かいました。
普段そんな話はしないから意外な気がしました。
科長にも「瑞貴さん以外と行動的なんやな、特攻の知覧へは行った事ある?」「ないんですけど、いつか行きたい」などと話していたら、Nさんが「私の知人のお父さんが元特攻隊員で、天候不良で出撃が伸びてる間に終戦になって帰って来れたんよ。いろいろ話聞いたんやけど、あの頃慰安婦のところに行ったりしたいう話しも聞いて・・・でもお父さんは男の性的な欲求を満たす為やなくて慰安婦に母親を求めてたって話してくれた。出撃したらもう最期、二度と母親には会えない、慰安婦に抱きついて「お母さん!!」て泣いたって・・・そんな特攻隊員が自分だけじゃなくて他にも居たって。あの時代にはそうやって死んでいった特攻隊員がたくさん居たって。」
こういう話は私自身本なんかで読んだことはなく、当時者しか分からない真実なのだと思いました。
〝ここは職場だ泣くな泣くな〟と自分に言い聞かせたけれど出てくるものは抑えることができず・・・。
「特攻隊員が最期に帰りたいのはお母さんの胸です」と元特攻隊員の浜園重義さんがおっしゃってた言葉を思い出しました。
映画やドラマでは知ることの出来ない真実は重く、ただ切なく悲しいものでした。
「そのお父さんは今も元気にしてらっしゃるんですか?」とNさんに聞いたら「うん、元気にしてるよ」という事でした。
生き残るということはその当事者にとっては決してラッキーだと諸手を挙げて喜べることではないということ、確かにもう特攻に行かなくていいとホッする気持ちもあるようですがその後に襲ってくるのは自分だけが生き残ってしまったという罪悪感だそうです。
その罪悪感は生涯抱えて生きていかなければならず、それは生涯を終えてあの世で戦友に再会し「よく来たな待ってたぞ」と笑って迎えられた時にやっと降ろすことのできる重い重い荷物なのかもしれません。
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category: 大東亜戦争

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